一生に一度の成人式fashion🍁
Posted onちゃお〜優莉です🌹
今回は私がとてもこだわって思い入れのある成人式のファッションについて書いていきたいと思います!皆さんは成人の日をどのように過ごされましたか?お仕事で参加できなかった方やコロナの影響で参加できなかった方、またはこれから迎える方もいらっしゃるかもしれません😌成人式のために張り切ってダイエットや美容に力を入れていたなあ〜ということを思い出したので今回は成人式のファッションについて書いていこうと思います!(いつもより長くなると思うのでご了承下さい、、、😅)
近年は成人の日が一種の年行事としての慣習化により、以前より深く関心がない人もみられるように感じるのですが、私は人生の節目は一生の思い出に残る大切な日と考えている為張り切って準備しました!🔥個人的にイベントが好きということもありますが(笑)
そもそも成人の日は、太平洋戦争が終結した後に、これからの時代を担っていく若者を励ますという目的で青年祭が昭和21年11月22日に開催されたことが今の成人式の始まりだそうです(通過儀礼としての成人式の歴史は奈良時代までに遡るらしいですが…)そのような日に何故振袖を着るのかということですが主に理由は2つ挙げられます。1つ目は第一礼装である振袖を身に付けることで、大人になったという自覚を持つことができ、人生の節目の日に相応しいということです。2つ目は袖の長い振袖を着ることによって、病気や厄に憑りつかれることなく人生を歩んでほしいという願いも込められているということです。振袖を着る慣習が定着しているため深く考える機会がなかったのですが、このような重要な意味が込められていた背景があったのですね〜♡
私は久保耕さんの古典柄の茶色の振袖に決めてから髪型も古典的にしたいなと考えていましたというのも近年様々な振袖のファッションが溢れている中で、月日が経って自分のファッションが流行の一部になってしまうのが嫌だな〜と考えていたからです。そこで私は(ファッションに対して気移りが激しいので)不変的な日本文化としてのファッションの魅力を考えると古典的な日本髪に辿り着きました!それは中原淳一さんの影響があります中原淳一さんは西洋的な文化を発信するだけでなく、西洋的な視点から見た日本の魅力についても発信されていましたつまり日本の慣習である成人の日には、和装を装うことが自分の中で1番しっくりくるファションであることに気付かされたのです
日本髪にしようと決めてから、私は家にあった中原淳一さんの本と日本髪大全を引っ張り出して日本髪について調べましたすると日本髪には多くの種類があり、「新日本髪」と「日本髪」は全く異なるものだとわかりました。ざっくりいうと「新日本髪」は日本髪の面影を残してピンやスプレー、梳き毛によってアレンジする髪型で「日本髪」は鬢付け油や元結を用いて昔ながらの手法で結うものです。折角の晴れの日には、本格的な本物の髪結がいい!と私は思ったので成人式の日は日本髪を、前撮りは新日本髪をすることにしました!
まず、私はずっと重めぱっつんロングの髪型だったので1年間前髪を伸ばし、髪の毛をすかないことにしました✂︎いや〜正直自分の中で前髪がある方が好きだったのでこの1年間伸ばし続けるのは長かったです(笑)そして本番に結う髪型は、「割れしのぶ」という店出しから1〜2年の舞妓さんの髪型にしました!割れしのぶの可愛らしいデザインはもちろんですが、新成人としてのフレッシュさといった意味合い的にぴったりだと思ったのです♡そういえばこの時期に日本髪の歴史を調べるのに派生して舞妓さんのドキュメンタリー番組や伊豆の踊子を見ていました(笑)
私は日本髪を結う前に、前撮りで新日本髪を結ってどのような感じになるかを調整しました!正式な写真として形に残るのは前撮りなので、できるだけ古典的に近づくように髪の毛に黒彩を振って撮ってもらいました七五三の時の写真と同じポーズで写真を撮ったので良い思い出になりました!七五三の時もわがままに自分の着たい着物をねだって着させてもらっていましたね(笑)
因みに今回の姉の振袖は吉澤友禅さんの振袖で私が一目惚れしたものです姉の振袖も私が全て選んでコーディングしました姉は私のことが大好きなので(自分で言うな)私が選んだものであればなんでもいいということで選ばせてもらいました!!(本当に優しいです♡)
この写真を見ると余裕にすまして撮っているように思いませんか?実はこの時寝不足&振袖のキツさで吐き気に襲われている真っ最中なんです私、昔から遠足や運動会といったイベントごとの前日は興奮しすぎて眠れなくて、、、加えて朝ごはんを食べないのでそのまま振袖を着て縛られて体調不良になってしまったんです(自業自得すぎて笑えます)まあその後は、、、ご想像にお任せします
ということで色々あった前撮りでしたが無事、日本髪の雰囲気が掴めたところで本番も日本髪にしようと確信しました!しかし1番問題だったのが本格的な髪結いをしてもらえるところが少ないということでした…私は一年前から日本髪を結ってもらう気満々で髪の毛も伸ばしていたのですが、肝心な髪結いさんが全然見つからなくて本当にショックを受けました、、、髪結いを引退されていたり一見さんお断りだったり、情報を得ることができても実際に結っていただける場所がなかなか見つからなかったのです
「もう新日本髪でいいんじゃない?」
そう何度も言われましたが、一生に一度の日にホンモノじゃない髪型は絶対に嫌だ!!と一度決めたことは意固地になる性格が出てしまい調べて調べてやっと見つけることができました!舞妓体験ができる舞妓変身処をリサーチして華陽さんと出会うことができたのです!しかも驚いたことに髪結の先生と中高大学と同じで学部までもご一緒だったんですこんな偶然についご縁を感じてしまいました先生は結って下さっている際にご丁寧に髪結い道具や結い方の説明、歴史などをお話してくださりとてもお勉強になりました念願の日本髪をしていただけだだけでなく色々な知識を教えていただけて私は終始興奮状態でした(笑)
私達は青色と紫色の髪色で髪の毛を結っていただいたのですが先生も派手髪の日本髪は初めてとのことで驚かれていました(笑)今まで読んで下さった方の中には、「あれだけ古典的にこだわってなんで髪色は派手髪やねん!そこは正統派でいかへんのかいな〜」と思っている人もいるかも知れません私もギリギリまで黒髪で結ってもらうかすごく迷いました、、、しかし姉が「青髪の方がいつもの優莉らしいモードさが出ていいんじゃない?」と言ってくれたお陰で私らしい成人式のファッションスタイルを作ることができました☆彡
また両親が美容師だということもあり一生に一度のスタイルに両親の技術も入れてもらいたいな〜と思って髪色を変えました理想通りの髪色にしてくれて本当に嬉しかったです!
私の成人式ファションは私が想像していた以上に素敵な形になって本当にかけがえのない思い出になりました!どのようなファッションにするかは人の好みによって異なると思うのですが、自分が好きなモノや憧れを追求して形にする喜びが大きかったですしかしそれ以上に私の理想を叶えて形つくってくれた方々やこだわりの強いわがままを聞いてくれた家族に本当に感謝しなければならないなと感じました✨はじめに成人式は大人になる自覚をもつ機会だと書いていましたが、何よりも私は今まで素敵な周りの大人に恵まれていてまだまだ未熟者だと痛感しました(笑)これからも自分の好きなことを追求しながら憧れの大人に近づいていきたいと思います!!成人式をまだ迎えられていない方は、是非自分のこだわりを持ったファッションをして一生に一度のかけがえのない思い出に、他の方は自分のスタイルを貫いて思う存分楽しまれてみては〜?♡
p.s.前撮りで絶不調やったけど本番はどうだった〜?という声が聞こえますね〜案の定、私は寝不足で当日を迎えましたヨ✌️前撮りのようにはなかったですが、本番の移動中に寝落ちして(今何してるの?どこにいるの?)と軽く記憶喪失状態になってしまいました前日の張り切り癖直したいです(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございました!それでは次回お会いするときまで、サバラ!
優莉
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